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恐るべし、ChatGPT

昨日のブログで、

今日は何も書くことが思い浮かばない、

と書いた。

ついに書けなくなる日が来た、と。

ただ、書き進めるうち勢いにがついて

最後はそれなりの長さの文章になった。

ひとまずブログを書き終えて、

ふと、こう思った。

このつまらないブログを、ChatGPTなら

面白くリライトしてくれるのではないか。

そこで、早速お願いをしてみた。

「次の文章を林望の文体に書き換えて」

そして、昨日書いたブログの全文を

チャット欄に放り込んだ。

待つこと数秒。

出て来たものがこれだ。

「ブログを書き始めて今日で十三日目になりました。三日坊主の壁は難なく越え、日々つらつらと書き進めるうちに、筆が止まらなくなってきたのです。これは意外な発見であり、書くことが楽しみとさえ感じ始めている次第です。

しかし、今日は何も書くことが思い浮かばない。この瞬間がついに来たのかと、心中に不安がよぎります。書けなくなる日が訪れるとは。しかしながら、当初の目標は一ヶ月続けることであり、まだ折り返し地点にも到達していないのです。ここはとにかく続けること。その先に何か見えてくるものがあるような気がしています。

今から十三年前、私にはこんな出来事がありました。台湾へ一人旅をした折、さる高名な占い師に興味本位で占ってもらったのです。その時に言われたことが、今も忘れられません。「あなたは書くことが向いている。なんでもいいから書いてみるとよい」というものでした。

当時から、文章を書いたり短歌を作ったりすることは好きでしたから、そうかもしれないと思いもしましたが、結局は本腰を入れて書くことはありませんでした。それが今頃になって、あの時の言葉を思い出しているのです。始めるまでに随分と時間がかかりましたが、今こそ信じて書き続けてみようと思います。あの時言われたことのいくつかは、確かに当たっていたのですから。

こうして、筆を取り続けることが、私にとって新たな道を切り開く手段となることでしょう。」

どうなのだろう?

これが林望の文体か、と言われれば

頭を傾げるが、完成度は高いと言えないか。

しかも、ものの数秒でやってのけた。

オリジナルの文章がひどいのは、

ひとまず置いておくとして。

それにしても、噂通りのすごい奴。

ちょっとした作家気分が味わえる。

その反面、簡単にダークサイドへ落ちてしまう

という怖さもある。

付き合い方はしっかり考えねばならない。

いずれにせよ、

林望はもう少し研究してもらいたいところだ。