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アクシデント

今日は科末テストの日。

30分前には学校に着けるよう、前日に時刻表を調べ

最寄り駅から電車に乗った。

乗換駅に到着し、次の電車に乗って出発を待っていた時のこと。

突然、3〜4人の駅員が近くのドアから乗り込んできた。

何事かと思い見ていると、目の前のドアの窓ガラスを調べている。

なんと、片側の窓ガラス一面にひびが入っていたのだ。

どうしたものか相談したり、どこかに連絡をしたりしている。

出発時刻はとうに過ぎている。

どうするのかとじっと観察を続けていると、

「このまま行くしかないな。」という声。

よかった。やっと出発できる。

この時点では、私もまだ余裕があった。

駅員一人が車内に残り、電車は出発した。

次の駅に着くと、また、何人かの駅員がやって来て、

応急処置のために、窓ガラスにベタベタとガムテープを貼り付けた。

ここでまた、数分のタイムロス。再び電車は出発した。

そして2、3駅過ぎた頃、車内アナウンスがあった。

窓ガラス破損のため、全員次の駅で降りて別の電車に乗り換えるように、と。

このあたりから、時間が気になり始める。

そう、別の電車ではすでに20分は到着が遅れる予想だ。

30分前に学校に到着する予定で出発したはずが、恐らくぎりぎりか

もしかしたら遅刻になるかもしれない。

一人車内で気を揉みながら、でもどこかで、

なるようにしかならない、という思いも湧く。

でも何故、今日なのか?と思わずにいられない。

結局、試験会場に着いたのは開始8分前。

何とかトイレに行く時間はあったが、コンディションは最悪だ。

集中力が完全に落ちてしまい、テストの問題がなかなか頭に入ってこない。

何とか問題を解き終え、自己採点をする。

かろうじて合格だった。よかった。

いずれにせよ、こんなアクシデントはもう御免被りたい。